
バイブコーディングのプロンプトの書き方|初心者でも伝わる5つのコツ
バイブコーディングを始めてみたけれど、「AIにうまく伝わらない」「思っていたものと違うものが出てくる」「何てお願いすればいいのかわからない」と感じたことはありませんか。
先に結論を言うと、プロンプトは長く書くことより、必要な条件を整理して書くこと が大事です。
特に初心者のうちは、AIに「いい感じで作って」と頼むより、何を作るか、どこまで必要か、どう見せたいか を順番に伝えた方が失敗しにくくなります。
この記事では、バイブコーディングにおけるプロンプトの書き方を初心者向けに、基本の考え方、うまくいく型、悪い例と良い例、すぐ使えるテンプレートまで順番に解説します。
- そもそもプロンプトとは何か
- AIに伝わりやすい指示の基本ルール
- 失敗しにくいプロンプトの型
- 悪い例と良い例の違い
- CursorやClaude Codeですぐ使えるテンプレート
そもそもプロンプトとは?
プロンプト とは、AIに出す指示文のことです。
たとえば、
- ToDoアプリを作ってください
- このエラーの原因を教えてください
- このボタンを紫色に変更してください
こういったAIへのお願い文が、すべてプロンプトです。
ここで大事なのは、AIは「空気を読む」のが得意そうに見えても、必要な条件が抜けるとズレた答えを返しやすい ということです。
つまり、プロンプトの役割は「AIにやってほしいことを、誤解されにくい形で伝えること」です。
なぜプロンプトの書き方が大事なのか
同じAIでも、プロンプトの書き方で結果はかなり変わります。
たとえば、
- 何を作るのか
- どのファイルで作るのか
- どこまで実装するのか
- デザインをどうしたいのか
- 初心者向けに説明も欲しいのか
こうした条件が抜けると、AIは自分で補って答えます。すると、こちらの想定とズレやすくなります。
逆に言えば、最初に条件を整理して伝えるだけで、出力の精度はかなり上がります。
初心者が最初に覚えるべきプロンプトの型
初心者のうちは、プロンプトを次の5つの順番で書くのがおすすめです。
- 何を作りたいか
- 何の技術を使うか
- 必要な機能は何か
- 見た目や条件はどうしたいか
- 説明も必要か
この5つを入れるだけで、かなり伝わりやすくなります。
◯◯を作ってください。
使用する技術は ◯◯ です。
必要な機能は以下です。
- ◯◯
- ◯◯
- ◯◯
見た目は ◯◯ にしてください。
初心者でもわかるように、コードはできるだけシンプルにしてください。
変更した内容の説明もお願いします。
まずはこの形をそのまま使えばOKです。
悪いプロンプトと良いプロンプトの違い
ここは、実際の例で見るのがいちばんわかりやすいです。
悪い例
いい感じのToDoアプリを作ってください。
これだと、
- 何の技術で作るのか不明
- どこまで必要か不明
- デザインの方向性が不明
- 1ファイルでいいのか、複数ファイルなのか不明
なので、AIが勝手に補って作ることになります。
良い例
index.html だけで動くシンプルなToDoアプリを作ってください。
条件は以下です。
- HTML、CSS、JavaScriptを1ファイルにまとめる
- タスクの追加、完了、削除ができる
- 日本語表示にする
- デザインはシンプルで見やすくする
- 初心者でも読めるようにコードはわかりやすくする
- 完成後に、どこを直せば見た目を変更できるかも説明してください
こちらの方が、AIが迷いにくく、こちらも欲しいものに近づきやすくなります。
プロンプトを書くときの5つのコツ
ここからは、初心者でもすぐ使えるコツを5つに絞って解説します。
- 最初に目的を書く
「何を作るのか」を最初に書くと、AIが方向をつかみやすくなります。 - 条件は箇条書きで分ける
長文で一気に書くより、機能や条件を箇条書きにした方が伝わりやすいです。 - 範囲を絞る
最初から大きいものを頼まず、まずは1ファイル、1機能、1画面で考える方が失敗しません。 - 説明もセットで頼む
「変更点も説明してください」と入れると、ただ作るだけでなく学びながら進められます。 - 修正は1つずつ頼む
一度に全部直させるより、1個ずつ直した方が結果が安定します。
Cursorで使いやすいプロンプトの書き方
Cursorは、エディタの中でコードを作りながら進めるのが得意です。だから、最初から「作るもの」と「条件」をはっきり伝えるのが向いています。
◯◯を作ってください。
条件は以下です。
- 使用技術:
- 必要な機能:
- デザインの方向性:
- 日本語表示にする
- 初心者でもわかりやすいコードにする
完成後に、どのファイルを編集すれば変更できるかも説明してください。
Cursorの詳しい使い方は、こちらの記事でも解説しています。
Claude Codeで使いやすいプロンプトの書き方
Claude Codeは、既存コードを読んで説明したり、小さく修正したりするのが得意です。だから、最初は「作って」よりも「説明して」「直して」の形の方が使いやすいです。
このプロジェクトを確認して、初心者向けに
- 何をしているコードか
- 重要なファイルはどれか
- どこを直せば目的の変更ができるか
を説明してください。
そのうえで、◯◯を修正してください。
変更したファイル名と変更内容もわかりやすく説明してください。
Claude Codeの詳しい使い方は、こちらの記事で解説しています。
初心者がやりがちな失敗
- 「いい感じで」と書いてしまう
便利そうに見えますが、条件が足りないのでズレやすいです。 - 一度にたくさん頼みすぎる
画面作成、機能追加、デザイン修正、バグ修正を一気に頼むと失敗しやすいです。 - エラー文を書かない
バグ修正を頼むときは、エラー文をそのまま貼った方が早いです。 - AIの出力を一切確認しない
全部理解しなくていいですが、どのファイルが変わったかくらいは見た方が安全です。
AIが思い通りに動かないときの確認手順は、バイブコーディングのエラー対処法まとめで初心者向けに整理しています。
プロンプトがうまく書けないときの対処法
もし「何て書けばいいかわからない」となったら、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
次の順番で考えるとラクです。
- 何を作るかを1文で書く
- 必要な機能を3つ以内に絞る
- 見た目の希望を1つだけ書く
- 最後に「初心者向けに説明してください」を足す
この4つだけでも、かなり形になります。
初心者でもわかるように、コードはできるだけシンプルにして、変更点も説明してください。
この一文を入れるだけでも、かなりやさしい出力になりやすいです。
基礎知識があるとプロンプトはもっと強くなる
プロンプトの書き方だけでもAIはかなり使いやすくなります。ただ、HTML・CSS・JavaScriptの基礎が少しでもあると、「何を頼むか」「どこを直すか」がもっとはっきりします。
つまり、プロンプト力と基礎知識はセットです。どちらかだけより、両方ある方が圧倒的に進めやすくなります。
よくある質問
Q. プロンプトは長い方がいいですか?
長ければいいわけではありません。必要な条件が整理されていることの方が大事です。
Q. 日本語でも大丈夫ですか?
はい、日本語で大丈夫です。むしろ初心者のうちは、日本語で具体的に書く方が進めやすいです。
Q. 1回で完璧なプロンプトを書けないとダメですか?
大丈夫です。最初はざっくり書いて、うまくいかなければ条件を足していく形で問題ありません。
まとめ
バイブコーディングのプロンプトの書き方でいちばん大事なのは、AIに何をしてほしいかを、順番に整理して伝えることです。
初心者のうちは、次の流れだけ覚えておけば十分です。
- 何を作るかを書く
- 条件を箇条書きで書く
- 説明も頼む
- 修正は1つずつ頼む
「バイブコーディングの教科書」として言い切るなら、プロンプトはセンスではありません。型を覚えて、少しずつ慣れるものです。最初はテンプレートをそのまま使うところから始めれば大丈夫です。


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